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知って得する!MBTI心理機能の一覧とそれぞれの特性を詳しく見てみよう

目次

1.はじめに:MBTIと心理機能について

MBTIとは、Myers-Briggs Type Indicatorの略で、カール・ユングの心理学理論を基に、心理機能を用いて16のパーソナリティタイプを提示するものです。この心理機能とは何か、詳しく見ていきましょう。

心理機能とは、人間が情報を処理する方法を指します。具体的には、「感覚」「直感」「思考」「感情」の4つの基本機能が存在し、これらはさらに「内向」「外向」の性向に分けられ、全8種類の心理機能があります。

ここでは、MBTIと心理機能の関わりを深く理解することで、自己理解を深めるとともに、他者への理解やコミュニケーションスキルの向上にも役立てることを目指します。

2.MBTI心理機能の一覧

(1)心理機能とは

心理機能とは、スイスの心理学者カール・ユングが提唱した概念で、我々が世界をどのように認識し、どのように判断するかを示すものです。具体的には、感覚、直観、思考、感情の4つがあります。

これらの心理機能は、さらに内向的・外向的の2つの向きが存在し、それぞれを組み合わせることで全8種類の心理機能が生まれます。

下記の表でこれらの心理機能を確認しましょう。

内向的外向的
感覚内向的感覚外向的感覚
直観内向的直観外向的直観
思考内向的思考外向的思考
感情内向的感情外向的感情

これらの心理機能は、人の行動や思考に大きな影響を与えます。次節では、各心理機能について詳しく見ていきましょう。

(2)8つの心理機能の解説

MBTI心理機能は、Carl Jungの理論を基に4つの対立概念が組み合わさり、総計で8つの異なる心理機能を表現します。

  1. 外向的思考(Extraverted Thinking):事実や情報の合理的な分析と組織化を行います。
  2. 内向的思考(Introverted Thinking):個々の事象に対する理解と理論を探求します。
  3. 外向的感情(Extraverted Feeling):人間関係を調整し、集団の調和を保つことを重視します。
  4. 内向的感情(Introverted Feeling):個人的な価値観や感情の照らし出しを行います。
  5. 外向的直観(Extraverted Intuition):可能性や未来のビジョンを提示します。
  6. 内向的直観(Introverted Intuition):内面的な洞察や予感を深めます。
  7. 外向的感覚(Extraverted Sensing):現在の状況や体験を明確に感じ取ります。
  8. 内向的感覚(Introverted Sensing):過去の経験や記憶を深く反芻します。

上記の8つの心理機能は、自己理解や人間関係の構築において有用なツールとなります。

3.心理機能とMBTIの関係性

(1)MBTIの起源と意義

MBTI(マイヤーズ・ブリッグス・タイプ・インジケータ)は、アメリカの心理学者K. C. ブリッグスとその娘I. B. マイヤーズが開発した性格理論です。彼女たちはカール・ユングの心理学理論を基に、人々の思考や行動のパターンを16の性格タイプに分類しました。

MBTIの起源アメリカの心理学者K. C. ブリッグスとその娘I. B. マイヤーズ
理論の基礎カール・ユングの心理学理論
性格のタイプ数16種類

MBTIの意義は、自身や他者の性格を理解し、人間関係、職業選択、キャリアディベロップメントなど、さまざまな場面で役立てることができる点にあります。これにより自己理解を深め、効率的なコミュニケーションや人間関係の構築が可能となります。

(2)心理機能から読み解く16の性格タイプ

心理機能を通じて、MBTIの16の性格タイプをより深く理解することができます。それぞれの性格タイプは、4つの心理機能(感覚・直感・思考・感情)とその向き(外向・内向)から成り立っています。

例えば、「ESTJ」は、「外向的感覚(E)」、「内向的思考(T)」、「外向的判断(J)」と解釈されます。これは、ESTJの人が情報を収集するときには感覚を頼りにし、その情報を思考で処理し、そしてその判断を他人に伝える傾向があることを示しています。

以下に、16の性格タイプとそれぞれの主要な心理機能を示す表を作成しました。

性格タイプ主要な心理機能
ISTJ内向的感覚
ISFJ内向的感覚
INFJ内向的直感
INTJ内向的直感
ISTP内向的思考
ISFP内向的感情
INFP内向的感情
INTP内向的思考
ESTP外向的感覚
ESFP外向的感覚
ENFP外向的直感
ENTP外向的直感
ESTJ外向的思考
ESFJ外向的感情
ENFJ外向的感情
ENTJ外向的思考

この表を通じて、自分のタイプと他人のタイプを理解することで、より良いコミュニケーションと相互理解を促進することが可能になります。

4.MBTI診断のやり方

(1)MBTIテストの基本的な概要とテストを受ける手順

MBTIテストは、個々の思考スタイルや行動パターンを判断し、自己理解と他者理解を深めるための心理学的なツールです。具体的には4つの二項対立軸(エクストラバート(外向型)・イントロバート(内向型)、センシング(現実的)・イヌィチュィション(直感的)、シンキング(論理的)・フィーリング(感情的)、ジャッジング(計画的)・パーシービング(柔軟的))を基に性格タイプを16分類します。

テストを受ける手順は以下の通りです。

  1. 各項目について、自分がどちらの特性にあてはまるか選択します。
  2. 選択した結果を元に、各軸のどちらに傾いているかを導き出します。
  3. 導き出した結果から自分のMBTIタイプを決定します。

この結果を活用し、自己理解を深めるとともに、人間関係やキャリア選択に役立てることができます。

5.MBTI性格タイプ一覧:相性と関係性の探求

(1)MBTIのタイプ間の相性

MBTIのタイプ間の相性は、その人の性格タイプが相手とどのように相互作用するかを示しています。例えば、一部の研究では「E(外向性)」と「I(内向性)」のタイプがうまく組み合わさることで良好な関係が築けると指摘されています。

EI
N相互理解しやすい議論が深まりがち
Sコミュニケーション豊か内面的な共感を持つ

また「N(直感)」と「S(具体性)」の組み合わせも同様に視野を広げる機会を提供してくれます。これらのタイプ間相性の理解は、パートナー選びやチームビルディングなど、多くの人間関係で役立つことでしょう。

(2)MBTIを活用した人間関係の向上

MBTIは自分自身を理解するだけでなく、他人との人間関係を向上させるツールとしても活用することができます。それぞれの性格タイプは固有のコミュニケーションスタイルや対人関係の取り扱い方を示しています。

例えば、感覚型(S)の人は具体的な事実や詳細を重視しますが、直感型(N)の人は大まかなアイデアや未来の可能性により関心を持つ傾向があります。このように理解することで、相手の思考の流れや行動パターンを予測し、円滑なコミュニケーションを図ることが可能となります。

具体的なアクションとしては、相手のMBTI性格タイプを知ることから始め、そのタイプに対する理解を深め、相手に合わせたコミュニケーション方法を採用します。これにより、相互理解と尊重を深めることにつながります。

6.MBTIと仕事:キャリア選択と適性の探求

(1)MBTI性格タイプとおすすめの職業

MBTI性格タイプには、それぞれ適性となる職業が存在します。自分自身のタイプを知ることで、自分がどの職業に向いているのか見つける手助けとなります。

例えば、ISTJタイプ(内向的・現実的・論理的・計画的)の人は、管理職や警察官などの仕事が適しています。一方、ENFPタイプ(外向的・直感的・感情的・柔軟的)の人は、カウンセラーやコンサルタントといった職業が向いています。

以下に、各MBTI性格タイプとそのおすすめの職業一覧を表で示します。

MBTI性格タイプおすすめの職業
ISTJ管理職、警察官
ENFPカウンセラー、コンサルタント

これらはあくまで一例で、自身の性格タイプによっては異なる職業に適性を見出すこともあります。

(2)自分の性格タイプを活かす方法

自分のMBTI性格タイプを理解することで、それぞれの強みを最大限に活かす方法が見つかります。以下の表は、一部の性格タイプとそれぞれの強み、そして活かす方法を示しています。

性格タイプ強み活かす方法
ISTJ詳細な計画作り計画の立案や管理に関わる仕事
ENFP人間関係の構築コミュニケーションが必要な職種
INTP問題解決能力研究や開発の仕事

例えば、ISTJタイプの場合、詳細な計画作りが得意なので、計画や管理を必要とする仕事に適しています。また、ENFPタイプは人間関係の構築が得意なので、コミュニケーションを必要とする職種に適しています。INTPタイプは問題解決能力に秀でているため、研究や開発の仕事が良いでしょう。これらを参考に、自分の性格タイプを活かす職業選択を行ってみてください。

7.MBTI診断を生活に活用する方法

(1)就活に活用する方法

MBTI診断は就活にも大いに役立ちます。首尾よく活用するためには、自身の性格タイプを理解し、それに適した職種を探すことが大切です。MBTIを通じて、自分の長所や短所を明確に把握することで、自己PRや面接でも自信を持ってアピールすることが可能になります。

また、企業も従業員の性格タイプを理解することで、人事戦略やチーム編成に活かす傾向があります。したがって、自分のMBTI性格タイプと企業の文化や求める人材特性がマッチするかどうかを事前に調査しておくと、自分にとって最適な職場を見つけやすくなります。

(2)自分に合った職場を見つける方法

自分に合った職場を見つける際、MBTI性格タイプを参考にするのは有効な方法です。それぞれのタイプは特定の働き方や職場環境に適していることが分かっています。

まず自身の性格タイプを診断しましょう。例えば「ESTJ」なら組織的でリーダーシップを発揮するのが得意なので、マネージメント関連の職種が適しています。

次に、その性格タイプが求める職場環境を理解しましょう。お互いを尊重し、コラボレーションを大切にする環境が求められる「ENFP」なら、オープンなコミュニケーションが行われ、チームワークが重視される職場が良いでしょう。

以上の2点を踏まえて、自身に合った職場を見つけることができます。MBTIは自己理解を深め、適職探しに役立つツールとなるでしょう。

8.よくある質問:MBTIに関する疑問を解消

(1)一番多いMBTIは何だろう?

一般的に、世界中の人々のMBTI性格タイプを見てみると、一番多いとされているのは「ISFJ」タイプです。このタイプは「守護者」とも呼ばれ、約13.8%の人々が該当すると言われています。

次に多いのは「ESFJ」タイプで、これは「提供者」を意味し、約12.3%の人々が該当します。以下の表に、各MBTI性格タイプの割合をまとめました。

MBTI性格タイプ割合
ISFJ13.8%
ESFJ12.3%
ISTJ11.6%
ISFP8.8%

ただし、これらはあくまで一般的な傾向であり、個々人の性格は多様であるため、全ての人々がこの割合に該当するわけではありません。

(2)S型とN型の違いは何だろう?

MBTIの心理機能における「S型」と「N型」の違いは、情報の取り扱い方に現れます。具体的な違いを理解するために、以下にその特性を表形式で示します。

【S型 (Sensing)】 S型は「感覚型」を指し、具体的な事実や情報に基づいて物事を理解する傾向があります。現実的で詳細に注目する特性があります。

【N型 (Intuition)】 一方、N型は「直感型」で、可能性や未来を予測する力が強いとされます。抽象的な概念やビジョンを重視する傾向があります。

それぞれの特性を理解し、自分がどちらに該当するか確認することで、自己理解を深めることができます。

9.まとめ:知識と洞察を深める

この記事を通して、MBTIの心理機能を一覧で見ることができ、それぞれの特性について詳しく理解することができました。MBTIの16の性格タイプは、これら8つの心理機能から導き出されるため、自身や他者の性格を深く理解するためには、心理機能の理解が欠かせません。

また、MBTIの診断方法や、仕事選びに活かす方法、さらには人間関係の改善にも役立つため、日常生活において大いに活用できる知識と言えます。

さらに質疑応答のコーナーで、具体的な疑問を解消することで、MBTIに対する理解を一層深めることができます。この知識を元に、自らの性格を理解し、それを活かす道を探す一助としてください。

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この記事を書いた人

自己啓発本やビジネス書など、年間100冊以上を読む運営者が古今東西の自己啓発をおまとめ。明日の自分がちょっと楽しみになるメディアを目指しています。

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